三連休の初め
唐招提寺 秋の御影堂特別公開
ご招待と大変贅沢なご案内までも頂きました
国宝 鑑真和上坐像
東山魁夷襖絵 「濤声」から「桂林月宵」へ
魁夷をこれまで掘り下げて見た機会はなかったのだけれど、
晩年に関して、鑑賞者の視点を意識することができ
色に感情をのせることを意図的に操る作家と見ました
プロの絵かきの定義っていくつかできると思うけれど、マジシャン(手品師)であることがひとつ
最初の有名な「濤風」
群青と緑青 光で色の印象が変わる怖さと面白さは実物を見ないとわからないことで具体的に勉強になった
新宝蔵と興福寺国宝館の仏像の数々に出会う旅でもあった
行基坐像などの鎌倉のリアリズムは圧巻であるが、
一周すると奈良時代の木心仏像の木の霊と人が彫る仏の融合も美しく思う
これらも、実際対面しないとわからないこと
それもちゃんと通わねばと
ちょっとここに住もうかと思うほどの感動あり
それにしても奈良恐るべし
文化財が飾り物、モノでない
生きている
写真は鑑真和上御廟の横に咲いていた椿とその横の沼の主
廟の周辺は驚くほど清らかで神秘的な空気に包まれていた
鯉のくち。