京都寺町はいつものヤマモトさんに、本日、追加の作品とシールを持っていく、完成の額も見せて頂く
クリエイティブな方に作風の注文はすればするほどストレスだというのは私もわかっているから、いつもお任せ
この数年、フレームには、こんな風に細く布が入れて頂いているのだけれど
…
最近はこんな更紗布
そうそうそうなんです、プレーンな布よりも、あー、こういう複雑で厚みがあるのがいいんです、と言ったら
更紗です、と
はい、更紗とか、
と言った瞬間、
忘れていた記憶が一気によみがえった。
今は昔、
学生の頃、
どこかの展覧会場に並ぶ額屋さんの作ったぴしっとした額に入った作品を見て
そう、まさに、こんな木縁にこんな更紗布が入った額を見て、
普段は絵に注目するところを、こんなも額あるんだ~
木の洋額に更紗かあ、いいなあ、と、思って見たこと
なんせ、学生だから(今の子は違うのかもしれないけれど)、額は勿論自分で手作り笑
でも、いつか私もこんな額に入れるぞ~!とかは全くなく
羨ましいとかも、ほんとに全くなく
漠然と、でも強く印象に残って、いいな、と
そして何の不満も疑問もなくとんかちでせっせとんかちとんかち額をつくる
すっっかり忘れていた
いまさら思い出した
あの記憶の額と
ほぼほぼ
同じ額だよね
と
不思議な気持ち