織田瑟瑟桜画展
平成28年 4月2日㈯ 3日㈰ 9時~17時
西蓮寺(滋賀県東近江市川合寺)
私がいつも絶対おすすめしております…
信長公の末裔で江戸時代の女流画家織田瑟瑟の桜画展
毎年この時期、瑟瑟さんの眠るこの西蓮寺にて二日間のみ開催されています
今年はそんなこんなで皆勤賞になりませんでしたが、
昨日私秘蔵の瑟瑟さん(写真)と同門広瀬花陰の御軸を出しまして、アトリエにてこっそり桜画展同時開催中です
とっくに桜は咲いていて瑟瑟の展覧会期も頭に在るのに
御軸をかけるような、そんな数分ですむことも
つい昨日まで忘れていて自身のゆとりのなさにはたと気づく
御軸をそっとひらけたら、現れる瑟瑟の純粋な若描き
魔法みたいにすっと心が落ち着いて
優しく誠実な絵って本当に素晴らしいものだなと
絵かきとしてでなく鑑賞者の立場でこんなに痛感することになるとは
そこに在るだけで良くて。
そして、久々に何か雷を打たれたようなシンプルな気付き
強い刺激だったり、大きな声でもなくて、でも、
こんな風に、誰かの日常にふと温かい風をふけるような
さりげなく寄り添えるようなものを描けたらと思う
ちょろっと写りこんでいる桜の枝は
瀬田のお花屋さん、インプレッションさんから頂いたもの
可愛いクッキーと一緒に。