写真
下から上へ
群青
金泥
胡粉+色々
古代朱+色々
取手は膠の入ったゆきひら
ふやかした膠の黄金色が
ちゃんと
ぬるくゆるくとけていくのを眺めるのが好きで好きで
せっかくだからひめごとにしたくて
いつからか膠水は晩につくると決めている
それだけのわけが
こんなに
心地よく
沁みて
指先をぬらす
さて
ご質問がありましたが
日本画のさらさらの岩絵の具は
お皿の上で
指を使って
膠水と馴染ませ絡ませる
さらに、膠水と水で濃度を調節して
そしてようやく絵の具として画面に使用できる状態になりまするのでするん
チューブ絵具とちがって繊細で不便ではありますが
だからこそ愛おしく優しい
ある方はいたずらっこと表現しておられた
ふむ