三浦景生先生作品展

2016-09-13

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●三浦景生の染め
~9月18日㈰
京都市立美術館
屏風等大作中心、写生下絵の資料も素晴らしい
陶器作品等

●三浦景生表紙絵展
~9月25日㈰
染清流館(京都芸術センター鄰)

市美の方の展覧会、おすすめ。ひたすらに素晴らしかった。野菜や魚牡丹などの花の素朴で実直な写生には胸いっぱいに。いかにも京都の、あの時代の芸大出身の作家という感じ。この感覚わかる。恐れ多いけれど、でも、確かに、わかるということ。土臭い同じ学び場で学べたことが誇らしい。

トリミング。コンポジション。イリュージョン。
線と線の間。そう、キーワードは、境目、なんだよな、と。

会場中程の写生のVTRおすすめ。もうひとつのNHKのアトリエ取材のVTRはちょっと種明かし過ぎててそこまで見せなくてもいいのにというか。例えば綺麗な繊細な刷毛でアクリル絵の具とかガンガン使っていたりややぎょっとしたけれど、それはともかく。ひたすらに飾らないのですね。

市立美術館→表紙絵展という順番がおすすめ
表紙絵展
どれも4号くらい
手作りの額もいい
山椒とエノキのが楽しくて好き
エノキ、こう絵にしたか、みたいな、、
それはもう、其々に。
四条烏丸から徒歩すぐの染清流館は初めて伺った。

靴を脱ぐ畳の会場。なるほど。
くつろぎそうになって危ない危ない慌てて帰宅