暴走につき身体に悪いと思う、ほどに幸福

2011-11-06

 ワシントン・ナショナルギャラリー展
〜2011年11月27日(日)
京都市立美術館

第一章 印象派登場まで
お気に入り
ジュール・デュビュレ 古い樫の木 1870年頃
シャルル・フランソワ・ドビーニ オワーズ川の洗濯女たち 1865年頃

第二章 印象派
人が多すぎてしかも背の高い人が多すぎてしっかり見れなった(自分に負けた)
並ぶのが苦手なのです
目録読み返し、ドガ「舞台裏の踊り子」1876・1873
見逃している自分に気付いて絶句

第三章 紙の上の印象派
この部屋が好き
お馴染みの印象派作家のキャンバス作品で見慣れているものと
また違った試行錯誤や個性が垣間見れるのがかなり興味深し
以下お気に入り
メアリー・カサットの版画全て全て全て 1890-1906
ロートレックのリトグラフ等 1893-1895
ゴッホのエッチング「ガシェ医師(パイプを持つ男)」1890
エドガー・ドガのモノタイプ 「オペラ座のホワイエ」 1890

第四章 ポスト印象派以降
お気に入り
アンリ・ド・トゥールズ・ロートレック カルメン・ゴーダン 1885
赤ワインが合う肉料理みたい こんな官能的な油彩はあまりに好き 
油彩なんだろとことん濃くやってくれいっそ殺してくれ が私の性格 いかにも我ながらめんどくさい女だ
という訳で、来年の高橋由一が待ちきれない
ポール・ゴーギャン ブルターニュの躍る少女たち 1888
うまいたのしい舌鼓
大好きな友達と頂きたい一皿

京都にさぐる 美術の「こころ」
〜2012年1月15日
京都市立美術館

日本画の展示が多く、近美の常設と共に大好きな市立美術館のコレクション展
何度も通い、他の京都の日本画の展覧会は大体欠かさないので
何度もここで会う親しい作品がどんどん増える
親しくなるほど新しい発見や見え方がして、
又、それが楽しいのは名画だからこそ
名著と同じ
親しいエリアだからピックアップができない

それにしても、ナショナルギャラリーの混雑に比べてお隣のこちらの静けさ
ナショナルギャラリーの異文化体験に大満足出来た後にこちらを見たから
尚更、日本画が本当に好き、
と改めて思えた
(勿論、比べて洋画が嫌いという訳でない)
もっと日本画を見よう どんどん訪ねて親しくなろう
ひとつの展覧会を見るとおなかいっぱいでもういいってなりがちだけれど
京都市美に行ったら是非はしごを
ナショナルギャラリー展(シェフおすすめの肉料理コース)→コレクション展(デザート類、オーダーバイキング式)
の順がおすすめ
今までは麦僊や契月がど真ん中で何時間でも観ていたい感じだったけれど
最近は文人画風のものや少し灰汁のあるもの、山水や書なども眼が喜ぶ心躍る
今までちゃんと凝視できていなかったぶん鮮度があるだけなのかもだけれど
今回は
入江波江、関雪、木島桜谷にも釘付
こちらも今までにない感覚

そして次は
満腹後のまさかの中華
日本画をもっと見ようよ〜と言った手前、この記述はどうなのかもだけれど
正直、本日間違いなく一番大きなパンチを頂いたのがこちらからでした
本気の喧嘩を文化でやったらこうなる?
悔しいとか全くない
当たり前ですが
たまたまここにコレクションされることとなってやってきてここに在るこれらほんのいちぶ圧倒される

指定文化財等中国絵画書画展
11月第一、第三日曜日
藤井斉成会有リン館

有竹枯さ図 王庭イン(1151〜1202) 金
草書季太白憶旧遊詩 黄庭堅(1045〜1105) 北宋
秋山簫寺図 伝許道寧(生卒年不明) 北宋   

胸ぐらを掴まれて黙って見ろよと言われます
感想なんて言えない 

その後諸々用事

さて
活動報告とかではなくてこんな意味不明な
たまの感想記事=暴走記事
受け止めて掴みつつ読んで下さっている方って何人とかいるのかなあ
身体に悪いと思う
思います
思いますです

勿論、
観る方はとても良い
よ、という記事

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2802399/7262113
真偽は不明

もう少し健康で幸福そうな写真は撮れなかったのかな〜

私の場合、
毎回ではないけど
51%くらいの機会で、真剣になりすぎて
間違いなく寿命削りながら観てる感じがする
それでも削るほどに気分が上がるから何だか危ないおクスリが効くってこんな感じ?
心が幸福なことには間違いない
にわとりが先かたまごが先か、なんて
巻き込まれてしまえばもうどっちでもいいものです