ルピナスの覚書

2012-03-18

 

雨天なり
ルピナスの写生
和名 昇り藤
雨の行方に逆らいながら
天を突きさしている

ルピナスって葉の表情が剽軽(ひょうきん)で楽しげ
雨の感傷的な空色をいっさい受け付けず映さない
密度と陰のあるモチーフに視点と筆を刻み込むのが好きなのだが
ルピナスの葉には見れども見れどもそんな要素を一切写生に描き込めない
でもその軽やかさも
嫌いでなくてむしろ好き
普段はシンプルなのが好きなのに
年に一度のサーカスへは
コサージュを付けて髪飾りまで付けてお出かけしたくなるような
って
いつもながら意味不明な文章

楽しい
ってこと

一昨年描いたルピナス
部分

http://sadaieayuko.jugem.jp/?eid=268

なんだか調子に乗った文章を添えている
確かに苦手ではないんが得意でもないでしょうに

一昨年かいたルピナス写生
部分▽
藤と共に

http://sadaieayuko.jugem.jp/?eid=282

写生には必ず日付だけつけていて
これには今年より少し遅く
3月24日の日付けと
『優しいだけ』
のメモ書きあり
何のことだか思い出せない上に覚えもない
きっとなにかあったのね
よくあることでカラスとか犬みたい
覚えもないのにカー子の方が賢いか

今年のルピナスはカップルになった
お雛飾りのように
仲良く並んで咲いている