高輪会2017夏

2017-06-10

満月の東京でした
お月様が綺麗に見えるように、とのこと。星空よりも明るい夜景の中で東京タワーの灯りは上半分消灯

高輪会へ。

日本画は画材、素材の取り扱いがいのちということを改めて確信。素晴らしい作品に出会いました。
社会的にも評価されている(人気の)作家さん(少なくとも今回出品されていた先生方)の作品の数々を見て感じたのは、一般の方への見せ方(魅せ方)に着目しそうだけど、同業者にしか具体的にはわからないかもしれないテクニックが確実に小手先のものでないなということ。当たり前のようでなかなかできる人いないのが現代と現実。魔法(マジック)だけではダメ。技術絶対大事。『マヤカシ』、ましてやマーケティングやブランディング(とやら)、でなく、それに宿る本質は伝わる。共有できる‥よね?信じたい。精進。

私が出品させて頂いている「夏・朝顔図屏風」は、デザイナー喜多俊之氏が近江職人北村義信氏、滋賀のメーカーひらつか建築とコラボレーションされた多賀べんがらシリーズの「二畳結界」という名のプロダクト(御茶室!)と一緒に(結界内に)展示して頂いていました。

とっても面白いコンセプト&商品。畳のないアトリエに普通に欲しくなった。床の間が無いと御軸が飾れないなと思ったけど、別にぶらぶらぶらさげちゃったらいいのか?