拝啓 印象先生

2018-08-14

 

堂本印象美術館(かつての絵描き村、京都衣笠)
先日制作の合間に。
京都画壇が誇る日本画家 堂本印象(1891-1975)
学生の時には派手だけどおしゃれかなくらいにしか見えていなかった晩年の作風や、奇抜で鑑賞者として壁を感じた印象自らデザインした館内装飾なども。今は、強くて優しい知的な美しさがリアリティをもって涙が出そうなくらい迫ってくる。
眼を通して天才の筆の感触に手のひらがぞわっとする瞬間。幸せすぎて。
つくづく天才だと思う。
もっと理解したい。

ところで、この図録の内容の豪華さ!¥2500はお得。淡交社さん。
この冬公開の智積院襖絵「婦女喫茶」も本当に楽しみです。