しるべ

2019-02-08

絵は永遠のいのち
でも、どうして生きておられるうちに訪ねに行かなかったんだろうと思う。
女性が絵で生きる狭き道を少しでも平らにして歩く。堀文子先生の場合、後から来る者のためにさらに多くの立て札をしるしながら歩いて下さりました。自分が絵で生きるなんて半信半疑で中途半端だった頃から画集はほとんどお守りで、今回の私の画集も堀先生の「花のスケッチ帳」(JTBパブリッシング)をデザイナーさんや編集者さんに見せてこんなふうに作りたいと伝えたところから具体的なデザインがはじまりました。
「誇り高く高潔」
花と同じ。
生き様もまた永遠になるのかと。
改めてすべての女流の先輩方に改めて敬服と感謝のきもち。新聞にお悔やみの記事。100歳。