柔らかな

2012-10-16

 

ひだまりと桃
12号

一昨日
親類の出産で
病院に

新生児室
生まれたての命
柔らかなタオルケット
並んで眠るのに出会う

只々美しく

一瞬のそして千年の沈黙の後

一番の最初の感情と感動

(恐れ多いのだが)
描きたい
描かせて頂きたい
と同時にあることに
自分でも驚いて
ふと
絵を描き続けてもいいのかなと思った

守られるべきものでありながら
ひとつの存在として自立してあるいのち