佐川美術館日本画ワークショップ
も第七弾!!
となりました
今回は
模写の授業
正垣雅子先生にお越しいただいて
鳥獣人物戯画
の
いきいきとした線を学び
さらに
滋賀県の紙工メーカー㈱ケーエスさんが
このワークショップの為に作って頂きました
(オーダーメードです!!)
巻子に仕立てました
作品の上に薄美濃紙を乗せ
新聞紙をまるめた棒に
美濃紙を巻き込みくるくる
目に焼き付けた残像を紙に写す
『上げ写し』
という方法で模写します
くるくる
巻き上げて
作品の
線やかたちの表情を
記憶したら
くるくる
巻き戻して
その記憶を紙に写し再現します
線や絵に人となりが現れます
どんな場所で
どんな人が
どんな気持ちで描いたのか
時代役者気分で
作者になりきれば
こんないきいきした線が
絵が
描けるかな
〜
完成した模写は本格巻子に
模写や保存修復を学ぶ学生スタッフの職人技
白い巾着は
散弾銃の玉を包んで作った重石
撫刷毛
作品の裏と糊を付けた紙を密着させるための刷毛
津久毛という食物繊維の毛
固い毛で
密着させるために打ち付ける時の
とんとんとんという音が爽快
最後にはみでた天地をカットして
巻子できあがり
できた巻子
昔の絵本
よみおえたら
またくるくる
くるくるまいてまきおわったらまたこんどまきもどすひまで
★
今日は沢山の人に出会えてうれし
そしてまた再会はもっとうれし
いつもご参加下さり笑顔でお声掛け頂けたり
本当にぜんぶぜんぶが
やる気勇気元気に変わります
感謝ばかり
幸せです