無事閉幕 本当にありがとうございました!!

2019-05-10

令和元年五月一日から開幕しました
美しいものを美しく 定家亜由子の日本画の世界展
日本橋三越本店 美術画廊

大変なお力添えいただきまして、無事に大盛況にて閉幕いたしました。
心より感謝申し上げます。

三日三晩眠り続けるとはこのことで、7日19時に帰ってから寝て、起床翌日19時という。何も描かず造らない三日間を過ごしてしまい、今朝友人のお子ちゃま男の子七歳から届いたあまりにもピュアで素敵なプレゼント(シャチが飛び跳ねる絵)とともにこれ以上ないくらい完ぺきに目覚めました!


布団の中では、ばたばたの最中に受け流してきたネガティブな言葉や出来事が一気におしよせてきてびっくりしました。蛹のように束縛の中で眠りながらひとつづつかみしめたら美味くはないが意外と旨く。苦しいものを抱きしめる作業は羽根を得るために必要な作業だなとしみじみ実感。
思えば、さあ、いよいよ日本橋三越個展に力を傾けようというタイミングの昨年一月に高野山寶珠院さまの身に余るどころではない仰天な襖絵のご依頼を頂いて!、以降の猛烈スケジュール。そういえば、その間、画文集も出版!や、《京の冬の旅》で様々にタイミングが重なったJRさまや京都新聞社さま京都市観光協会さまとのお仕事も力になりました、
京都画壇の優しい世界観、価値観がもっと世界や日本のスタンダードになったらなあと思う。

ともかく、そんな仰天スケジュールの中、全て心を込めた納得の新作でそろえることが出来ました。
日本文化は抽象的に突き詰めれば全てしつらえ(結界)の文化かなと。ガクブチのヤマモトさん、山本社長と職人の中谷さんには、苦茶すぎるスケジュールの中、素晴らしい技と美意識で本当に助けていただきました。後半、明後日来て!が恒例になってしまっていたカメラマンの弥永氏にも。漆芸の浅井氏を通して出会いました京都H社長を通して繋がったs商事さま、m庵さまとの商品企画(随時発表予定!)も具体的に個展にむけて頑張るエネルギーになりました!楽しみがいっぱいです。
全ては過程のなかの過程で未完成には違いありませんが、私の中では今までの個展の中でも一番納得のいく作品を並べられたと思っています!未熟ながらも、皆様に胸を張ってみていただける展覧会になりました。
それにしても、何年もかけて生み出して、展示は六日間だけなんだなあって。
そして、全ての子供たちが旅立ち、もう私のところに帰ってくることはありません。
それぞれがそれぞれの場所で、幸せや優しさの光いっぱいにがんばって?くれるはずです。
どのお客さまとも絵と私の間に忘れ難いようなエピソードがあり、ただの購入ではない心のこもった求め方をしてくださり、お一人ずつがこれからも一生の恩人であり、一生御恩忘れません。
寂しさもありますが、次の構想も今朝になってまたもくもく湧いてきて、今、わくわくしています!


東京での個展で最初は不安でしたが、京都やお世話になっている方々から続々と届くお花にも励まされました。会場がずっと良い香りでした。
関西、名古屋、岐阜、四国、仙台、福岡…関東でも電車乗り継いで足を運んでくださった皆様、お近くの皆様ももちろん、貴重なゴールデンウィークに本当に心から感謝申し上げます。
おなかの大きな友人、赤ちゃん連れの友人、当時幼稚園児さんだったお絵描きの教え子ちゃんがすっかり大きくなって訪ねてくれたのも本当にうれしい。一人はもうすぐ中学生かな?、一人は、『高校生になりました!』
変わるものもあるけれど、
変わらない大切なものもありますね。

(絵は人なり)
少しでも相応しくあるように 成長いたします!
これからも見守っていただけますと幸せです