それらをひとつにする仕組み

2013-02-14

 

何の写真かわかりますか
顕微鏡写真で40倍

ほんとうにきれい
ほんとうにふしぎ

ほんとうに
ほんとうに

こちらは20倍

キアゲハの羽の鱗粉です

画像ご提供
みなくち子どもの森自然館
http://www.city.koka.lg.jp/kodomonomori/

特に水辺の生きものにお詳しく昆虫のスペシャリストでもある
学芸員のkさんにレクチャーを頂きながら
見せて頂きました

研究者らしく
冷静沈着しゃきっと背筋が伸びて
カワトンボのようにしゅっとクールなkさん

感激で
嬉しくて嬉しくて大興奮していたら
「落ち着いてから覘いて下さい」
と注意されてしまいました

のぞいたらもう息をのみます

最初はドットで構成される鱗粉ひとつひとつの色彩について気づき
次に鱗粉ひとつひとつの形態について気づき
その次にそれらをひとつにする仕組みに気づきます

鱗粉って粉のようなものが乗っているようなイメージだったのですが
刺さるように並びます

“鱗粉は毛で、太古の蝶の羽の表面から生えているものであった
わっさわっさ飛んでいたのではないか”

だそう

もっと軽くふわり身軽に長く
飛べるように
鱗粉は毛が進化したもの!

ひやぁ

面白い!!

これは、明後日のワークショップでも教えてあげなきゃ?
だれか鱗粉について質問してほしいな♪

って

日本画のワークショップで
しないか

いやいや
そんなことないかも

というのは

今日は虫の生物学的な発見?だけでなくて
研究者のkさんとお話させて頂く中で
絵を描くということ
美術の方向でも発見?があったこと

どんな分野でも深いところでは繋がってる
楽しいことだし素敵なこと
日本画ってすごく狭い世界だけどだからこそ深く深く掘り下げたいけれど
更に
深いところに辿り着いたら広くひらけた世界でもっと出会いたいしもっともっと学びたいな

滋賀県守山市
佐川美術館さん
で現在
〜24日まで
定家亜由子の日本画
八点展示中

17日から24日は
ワークショップ蝶作品定家日本画になります

http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20130212

きれいってふしぎ
ふしぎってきれい

本当に
本当に