冬の朝。
私のお茶の先生と炉開きのお祝いをご一緒させていただきました。彼女のお人柄そのまま、優しいお味の手作りの御善哉を頂きながら、「福寿海無量」という法華経の中にあるとてもきれいな言葉を授けていただきました。
さて、このごろ重たい本だとなかなか読む時間がないけれど、短い108のお話で構成されているから隙間隙間に読みやすくて、面白かったのが、お茶のはなし、こんな百八話。
例えば、茶の木を日本に伝来したのは誰でしょうか。葡萄(ワイン)とかオリーブとか、日本人ですから稲(米・酒)をめぐる神話ももっと学びたいところですが、心がちょっと忙しいのもあるからかな、読書や冒険に関しては、茶の種子が伝える物語が今の気分。