こんな人に出会えた

2013-02-28

2月の読書録

本当に読むスピードが遅くなった
昔は学校から帰ってからごはんまでの時間(子供って幸せ)
近年でも大学までの往復(まあ、あんなに時間かけていれば)
専門書でなければ読み切れたのに

私は他人に本すすめない
でも今月読んだのはすすめてもいいかも?

チョウはなぜ飛ぶか 日高敏隆選集 I (日高敏隆選集 1)

日高敏隆選集Ⅰ
蝶はなぜ飛ぶか

ランダムハウス講談社

昔読んでいて二度目
永久保存版
本棚の一番手前に置いておく

 世界を、こんなふうに見てごらん (集英社文庫)

日高敏隆
世界をこんなふうに見てごらん

集英社文庫

小学校中学年〜の
子供へ語りかける本

絵は人なり
本は人なりね

絵とおなじで
どんな人だったのかどうしてこんな本を書いているのか
作者にのりうつって(のりうつられて)読むのが楽しい
人生は一度きりだけれど
絵の数だけ
本の数だけ
違う人生も追体験できる

どんな知識が得られるかはあんまり大事でなくて
こんな人に出会えたという感動や
次作まで見ようという時は作者への好奇心が
私にとっては本や絵や映画を見るときの絶対の醍醐味

葉の裏で冬を生きぬくチョウ―ウラギンシジミ10年の観察 (わたしの研究)

わたしの研究
葉の裏で冬を生き抜くチョウ

高柳芳恵

そういう意味で子供たちよりも若い女性へ
これは素敵なお母さんの書いた小学校低学年〜の本
自分の母親にも少し似ている
というか
まずこの挿絵の顔が似ている