緑青 紺紺 紫金末  

2009-10-21

空が高くて美しい秋晴れ! 
今日は先生方、先輩方の展覧会を巡る。
日本の伝統色の美しさや貴高さ不思議さを改めて感じたギャラリー巡りとなりました。

今回見させて頂いた展示のひとつで、朴さんによる仏画の模写。そのうちのひとつの袈裟に使われた天然緑青の鮮やかさ美しさといったら‥溜息。
紺紙を使った作品の展示に合わせて、滋賀県で藍染の伝統を受け継いでおられる紺九の森さんの展示やVTRもあって面白かった。
藍の奥義も色彩以上に深そう。(同時代ギャラリー)

写真は、本日買い求めた純紫金末。
1両(15g)3500円ぐらいだから、割と高価ですよね。
日本画の絵具は、普通、量り売り。
両の単位で必要な分量をガラス瓶から取り分けてもらって頂きます。
半額程で似た他の色があり、迷っていたのですが、ガラス瓶の蓋を開けさせて頂き、直接の色を見せてもらったら即こちらに決めることができました。
繊細で鮮やかで。 
帰って早速お皿に溶いてみる。
指先にも心地よい絵具です。