第29回毎日現代書 関西代表作家展
あべのハルカス近鉄本店
〜21日
小学校から高校まで(+大学でほんのほんの少し)
習った先生の席上揮豪に伺う
もうそれは本当に美しいパフォーマンスに息をのむ
子供だったから他の書や他の先生と比べるものを知らなないし
近所に居られて身近でそしてお母さんのような存在でもある先生だったもんで
書の世界はまだまだわからないけれど
子供の頃よりは目が肥えてから先生の筆を見てみれば
…
こんなにも素晴らしい先生に習っていたのか…ともう唖然としてしまった
そうそう
柔らかい筆を得意とされる先生
その
毛の動きのしなやかなこと
こんなに優美な筆使いから
大好きなあの力強い作風が生まれるということ
感じること思うことがありすぎて
今も軽くパニック
大変贅沢な勉強をさせて頂きながら
私は何を習っていたんだか
でも
やっぱり今でも字と字を書くことが大好きなのはきっと先生のおかげ
舞台の下ではあのころの
お母さんって感じの先生
沢山の方からすぐにあゆちゃん
と見つけて下さって嬉しかった
同会場内
白隠の書画14点も見応え
蟹と蛙
鼠大黒
書簡
等
その後
神戸の友人と梅田で合流
七☆もどき
食べたよ
数えても数えても六☆
さて
図工(絵画)の時間の
先生の
元気に描きましょう
って
違うよね
と友人
うんうん
こちらが即さずとも
(その子によってはまるで期待に応えるかのように(…皮肉))
元気な表現をさくさく出来ちゃう子がいる一方
細かい表現が得意で中にはそこに見逃せない才能も伺える素晴らしい子
がいるのは幼稚園で絵画を教えた経験で知ってる
重要なのは肩の力をぬいて自分らしくあることで
それが静かな表現である子もいるということ
又
保健体育じゃないんだから
又
プロスポーツの先生なら
元気に描き動きましょう
元気ならそれで宜しい
とはならないわけで
元気
=
生命感・勢いがあるとか大胆であるとか力強さ…という魅力
=
大雑把
になってないかということに気を付けないといけないと思った
友人は
元気に描きましょうはコントロールできる技術が身に付いてからの応用編
順番が逆じゃないか
と言っていました
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生命感あふれる力強い作品の
完成までの
息遣いのような筆使いは
想像以上に丁寧で
しなやかで美しいのだということ
今日はそれを目の前で見て感じて
日本画と置き換えたりいろいろ考えてしまった