ふたつ肌

2009-11-25

    

個展外での大事な作品ですが、キャンバスに挑戦です。
高校生のときにしていた油絵で使ってましたが、どんなだったのかもう殆ど忘れています。
何れにしても日本画に使うのは初めて。
今年になり和紙の勉強の機会を多く頂いてから和紙にすっかり恋に堕ちている盲目ぶりで、
正直にいうと、初めはなかなかエンジンがかかりにくい基底材だったのですが、
偶然キャンバスの素敵な作品を見る機会があったり、意識してキャンバスに描かれた日本画を見るようになってモチベーションがぐんぐん上がって今制作の時!という感じ。
紙の服とかもあるみたいだけれど、やっぱり肌に纏うとなると優しいのは布で,
キャンバスも触っていて柔らかく安心感や温もりを感じる素材です。
今回使用するのは白い下地を塗った油・アクリル用数点ですが、こちらに日本画で描いていきます。
ひっくり返して木枠から覗く未加工の表面も気になる。
木枠から外してパネルにタッカーで張ってみました。
下地が塗ってあるおかげで簡単にピンと綺麗に張れましたよ♪
ひとつで二色二肌の基底材ができました。

ラ・フランス女史
キャンバスには彼女を主役に描いていきます。
フランス語で洋梨はpoireで女性名詞、日本や中国の梨はnashiで男性名詞なんですね♪

うまくいきますように。