京都芸大に行く。-日本画の畑と芸術資料館所蔵品展-

2014-06-19

アマガエルと胡瓜

h先生が運営しておられる京都芸大の「日本画の畑」で撮影
度々お話には聞いていました
やっと伺えました!

雑草が生い茂るデッドスペースがあまりにも見違えていましたよ

胡瓜と鉄砲百合
写生したかった!!

今日は違うものを写生させて頂いていたので時間切れでした
雨だったので見せて頂くだけと思っていたけれど

お天気も大量の蚊も気になりませんでした
写生道具持って行ってて良かった(^^)

「珍しくて素敵なもの」

明日か明後日アップしますので見て下さい
是非見て下さい

それにしても
良い環境!
学生さんいいなあ♪

なんて

あんなこともこんなことも勉強できるやん!と気付くのは
とっくに卒業したからこそかもしれません

とはいえ
今日は私までが充分に肖りました
肖ってしまいました

お邪魔を致しました
今日は本当にありがとうございました

そう
そうそう

非常勤させて頂いた最後の年に、一・二回生だった学生さんに会えたのも嬉しかった

その方達がもう院一・二回生

げ〜
自分が院生だったのもついこないだだった気がするのに

正直言えば卒業後数年は人生で一番暗く苦しい時期だったかも
絵も色んな意味で理由で描けないし
急に
お金がない時間がない描く場所がない居場所がない健康でないという「状況」になる
深刻に捉えるから暗くなったり悪循環でどんどん間違った選択を積み重ねちゃう
こうなるとほんと大変です
我ながらよくぞ復活した

「状況」については深刻でもなんでもない
今思えば当たり前ですよね

だから
卒業を控えている方が
働きながらも、制作を続けていく気持ちがある場合

「状況」にネガティブにならない

一年先とかより五年以降先ぐらいのイメージで頑張ったほうがいいのかもしれません

乗り越えればどんどん良くなっていくしかないってこと

就活や教採や卒制や人によってのいろいろ
がんばれがんばれ

さて
今日は
ほんとは此方をメインに見に来たはずだったのでした

京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展
模写の系譜 -入江波江と林司馬-
〜6月29日
大学中央棟一階ギャラリー

入江波江と林司馬先生が芸大に遺した
とんでもない仕事、偉業を作品を通して垣間見ながら
同じ有限の時間を与えられていることにはっとする

展示品は全てが現状模写(⇔復元模写)
現状模写は基底材の劣化や絵具の剥落なども写す為、細部に目が行きがちですが
その作品によっての性格までが醸し出されているのは大きく捉えながら描かれているから
模写師ではない
ましてコピー機なんかでは意味がない
日本画家である波江と司馬先生が示した模写の意義を体感を持って知ることができる
それはもう見事であり、個人の制作にも当てはめることができて勉強になるものでした