Desalon Kyoto vol.021 《共結来縁》

2016-02-22

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昨年vol.018にて、出演させて頂きました“Desalon Kyoto”
昨日は、ゲストは唐招提寺 侍従であり壬生寺 副住職でもある 松浦俊昭氏のvol.021に参加させて頂きました

《ブログ記事 唐招提寺にて》
https://www.sadaieayuko.com/blog/appreciation/1913.html
《ブログ記事 鬼瓦と鳩(壬生寺) 》
https://www.sadaieayuko.com/blog/appreciation/2113.html

幅広く楽しいお話いっぱいで。あっという間のひとときでしたが、中でも、私が楽しかったのはやはり壬生狂言のお話
松浦副住職自身も出演され、役者さんは信者さんであったり、全てボランティアなのが、プロの狂言との違いのひとつ
興味深い

狂言の奉納?練習?時間はお昼頃
境内にある幼稚園はお昼寝の時間です
その園の子どもたちの中には、こっそりなのか どうやってなのか、通っては狂言に夢中になる(変わり者の←ごめんなさい)子供がいて、そんな子が大人になって役者として活躍している方も現在10人くらいおられるとか。

そんな、子供たちの自主的、積極的な夢や憧れが、大人になって叶う話に、私は滅法弱い
泣ける
それにしても、お面の美しく味わい深いこと
聴講には京都のクリエイティブな方々が集まる会であることもあり、前方に座ってられた仏師の方の見解が伺えたのも新鮮でした

写真は、国宝鑑真和尚座像のなかなか見ることのできないななめ横からのスナップ
此方を、美術院により当時の製法、質量まで違わず、着彩は復元した形で再現、近年完成された“お身代わり像”
その貴重な制作工程の写真と共に、脱活乾漆の作り方も学ぶことができました

やはり寺社仏閣とは文化が守られ育つ、貴重な場所のひとつだなと
私も昨年、宗派は違いますが、高野山別格本山恵光院さまには襖絵を描かせて頂くなど、様々なかたちで応援頂いております。
又、滋賀県は河合寺にあります西蓮寺さんにと地域の方々による
江戸時代の女流画家織田瑟瑟の作品を伝え守るための展覧会を毎年楽しみに拝見させて頂いていますが、その活動などもまさに。
https://www.sadaieayuko.com/blog/appreciation/1100.html

美術に携わる人間としては本当に頭が上がらない 文化という意味ではもっともっと多くの方々にとって、ですね