王様の時計と秋虫

2013-09-16

 

http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20130915

での写真

良いもの見れるかもしれないなら
今日(昨日)も
豪雨にも負けず台風にも負けず出かけますよ

星野画廊さん
画家たちの富士
〜10月5日

実際は図録を先に見ていてダビト・ブルリュクという人の
1920年作の墨絵を期待して行ったのですが
やっぱり日本人の軸装がいい
不染鉄(ふせんてつ)、玉村北方斗(たまむらほくと)
の富士が面白かった
今は綺麗な印刷物お洒落な画集など充実しているけれど
絵画は実物を見ないと絶対わからないものです

藤井有鄰館さんに

こちらには今回は特に

北宋 (伝)徐崇嗣 双兎図
南宋画 南宋高士図

をじっくり見たくて伺ったのですが

以前出会って
(「2011年 乾隆時計の昼と夜」)
http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20111202

どうにかもう一度再会したいと思っていた
普段公開されていない乾隆帝時計

にタイミングが良くて偶然出会わせて頂けた上に

これも絶対に一目見たら王様のお品とわかるもの
瑠璃鳥?剥製のカラクリ置物の仕掛けを拝見させて頂けて大感激

これ以上ないくらいのレベルの美術品に改めて唖然呆然な一日でした
さて
北宋の双兎図を見に行ったのは
兎さんの周辺に描かれた瓜と虫、特にスイッチョン?秋虫の描き方が好きだから

ちょうど同じ秋虫をモチーフにした絵を完成したとこなので数日中にアップします

他に面白かったのは
五代敦煌仏画(10世紀) 男性の僧侶のような像容に描かれた地蔵菩薩様と煌びやかな装飾の女性的な像容の観音様が右と左に明らかに対にして描かれているもの
このような形式のものは私は初めて見た