スコット・フィッツジェラルド短編集
佐伯泰樹訳
岩波文庫
彼の、また彼のに限らず短編集が好き
彼の短編は
エメラルドやサファイアを散らした背の高いパフェみたいな
もしくは老舗ホテルの深入りすぎる珈琲
魔法の絨毯が高級車に変わった時代
彼の作品は真夏の夜の夢の印象ががぴったり
下線消えない なんだこれは
グレート・ギャッツビー
村上春樹訳
中央公論新社
表装のデザインが新版は残念な雰囲気に変わってるよ
気にする人は要確認
麻酔から目を覚まし
出産した我が子が女の子と知って泣くデイジー
『女の子で嬉しいわ。馬鹿な女の子に育ってくれるといいんだけど。
それが何より。きれいで、頭の弱い娘になることが。』
人生は本当に短くて一度きり
「夜はやさし」 角川文庫
これも装幀うつくし )
やさしのタイトルが本当にかなしい
だけどデイジーみたく
それとも
フィッジェラルドとフィッジェラルドの妻ゼルダみたく
嘆かなくていい
(それを作品に昇華した彼は最高)
だって
気合の入った小説100万冊あれば
もしくは本物の画家の絵に100万作品出会えれば
あらゆる人生を百万回生きることができるよ
時間も空間も超えて
☆
1920年代アメリカカルチャー
ロスト・ジェネレーション
アールデコ
ジャズエイジ
トーキー映画
ボブカットのフラッパー
禁酒法
西洋アートシーン
エコールドパリの下火
抽象絵画
シュールリアリズム
ダダ
ドイツ表現主義からバウハウスへ
日本は明治から大正へ
富岡鉄斎 衰退気味だった文人画の復興
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土田麦僊 国画創作協会
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帝国ホテル設計 フランクロイドライト