花時間

2015-06-01

満月が煌々と明るい!
紫陽花の葉って毒があるから、虫も喰わないと思ってたけど
こんなに穴が空いてるの、初めて見ました

六月になり
嫌でも直視しなきゃいけないのは
いよいよ2015年も後半戦へと近づいているという現実
あかん…やばすぎる

とはいえ、月の初めの一日というのが大好きで
なんとなく自身の中にあるありとあらゆるものをもっと自在にリセットなり操作なりできる気がするから
暦って素晴らしい。
昔も(今も?)暦を管理するのは王様のお仕事
京都は有鄰館等々が所蔵する、中国皇帝の中でも特に芸術を愛した乾隆帝が創らせた時計のコレクションの美しいこと
時計が唯の便利な道具ではない特別なモチーフとして扱われたり
暦も王様に支配される当たり前について考えるほど感慨深く、
私なんかは馬鹿だからロマンチックにまで感じてしてしまうのは、時間まで自在が可能ということだから
芋虫が葉に穴をあけていくみたいに
時空にいかに楽しい穴をあけていくかが作家の醍醐味であり
そのかたちが美意識なのかなあと思っています
わくわく