千年のオリーブの木

2020-07-30

先日。広島は呉へお別れの会(献花式)に。

完全な無農薬で世界一安心なお米や野菜果物、そしてなんと言ってもオリーブオイルを作りたいとお話しされていた頃にご縁をいただきましたのが5年ほど前、
そのときは皆さん、そして、私も、目がハテナ?ハテナ?となっていたのを、全くのゼロから、あれよあれよと、こんなに大きく、そして想像を遥かに超えるほどの美しいかたちで江田島の〝里山再生〟とともに共に実現されていくのを見せていただけた経験。

きっと地球の大きさものダイヤモンドやエメラルドがあったとしても絶対に叶わないような、
大きく、貴重な、大切な視点や示唆、気づきを何度も何度もいただきました。
自然を描き、自然の一部であるべき絵描きとして。

呉駅から車で30分、お別れ会の後に、こっそり足を伸ばしてみました江田島には若いオリーブが沢山実っていて、わあってなった。
スペインで出会った千年のオリーブの木のこどもたち。

 

 

まずはこの島から、日本から、地球のいのちが、ずっともっと、千年輝きますように。
雨も上がり、帰りの新幹線、福山のあたり、陽がとっくに沈んだ後にもかかわらず、太い虹がまっすぐに天に。

東京のお別れ会は時節の折、延期と。
心からのご冥福をお祈りします。