一家に遊女も寝たり萩と月
奥の細道
中でもとてもとても好きなもののひとつ
遊女と芭蕉
月と萩
天上と地上
女と男
(悟られた?芭蕉翁も男。しかも一家に、という緊張感もあるのが絶妙
これは現代人の感覚?)
そして
覚醒と睡眠
(遊女は既に夢の中 芭蕉はまだ眠らない)
俗なものも悟られ研ぎ澄まされたものも
それらは表裏一体どころか
同じもの
階層や立場というものを持つことなく一つの家を芯にしながら
お月様の視点で地球のあらゆるもの
たくさんのものをまあるく包んでいる世界観が描かているように私は感じる
お月様の光に誘われてか
アトリエにも萩の花が咲きはじめています
この花は虫にモテますね
蝶のユウレイみたいにぶれて写っているのは右に左に忙しい瑠璃シジミ
スケッチして気付いたけれど
この蝶のお顔はほんとに綺麗やなあ、美人です
http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20130728
萩の葉と虫食いのかたちもほんとに完璧に美しい
だれがつくったの
感動しても尊敬してもしてもしても足りない