そして、溝の口洞穴というところへ

34万年前に噴火した加久藤カルデラの火砕流と、約2万9000年前の姶良カルデラの噴火が生み出した洞穴なのだという。

それにしても、

洞穴とは、暗闇とは、こんなに暗いのかと。

天地までもがどちらかわからなりそうな錯覚

それくらいのまっ暗闇

暗い方を向いている時間は長く長く感じられて。ふと振り返ると太陽に包まれたいつもの場所が本当に美しくて、心底安堵する体験。

立ってる場所は同じで、本当にくるっと見る方向を進む方向をかえるだけなんだなって。

とっても簡単なはずなのに、

それがいかに難しいことか。

大袈裟でなく、本当に、ブラックホールの淵から戻ってきたような、まるで肉体的にも、本当に、お母さんの子宮に入ってまた再び産まれ直したような気持ちになった。

そして、

大好きな大好きなお宿

石原荘にも、一泊だけ。

癒し。感謝して。

清らかに清らかに新年を迎えられます。

（ あともうひとがんばり！）