菜のなまえ

2014-01-07

人日の節句(七日)は七草粥

神前にお供えした七草を六日夜に包丁できざんでおいて
七日朝におかゆにしたものを頂いて無病息災をお祈りする平安時代からの行事

七草粥は母が作ってくれていたけれど
六日夜に下ごしらえしておくのは知らなくて
調べると
とんとん包丁でたたく作業が行事的に重要らしく
囃子歌まであるらしい

囃子歌は知らないけれど
せめて前夜のうちにととんとんしていたら
昔の記憶がほのかに

「せりなずな おぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ
これぞ七草」

母に習ったのか
学校で習ったのか
七草粥を用意する母の横で妹と
おおげさに節をつけながらうたっていたのを思い出す

兄弟や親子で春の菜を摘み
夜は囃子歌をうたってわいわい準備して
朝起きたらあたたかい湯気の中、母親がお粥さんを焚いてくれている
いろんなことがありながらも
そういうお家の中の丁寧な交流を欠かさないこと
そんな温かな思い出に感謝したりがいいんだろうなあ

すずなとすずしろ以外は
言い方はよくないけれど身近な雑草…

ですが
さすがの私も八百屋さんでセットになったものをかったよ
のっぱらは勿論、そこらの公園や庭にもはえてくるものを買うって少し変な感じ
せりなずなまで畑のようなとこで育てているのだろうか


 

そんな理由で…申し訳ないと思われたからではないだろうけれど

びっくり

ラディッシュが混ざっていたよ
サービス?
ラッキー?