旧ブログよりこれまで長くブログ見続けて下さっている方へ
私の恋人みたいな存在でもあり弟みたいでもあり大事な家族であった
兎男、本名しろ
のことでご報告です。
高野山に上る前日、展覧会直前の10月27日、しろはお月様にのぼっていきました
大きくてとびきり綺麗な満月の日です。
高野山に上る前だったから、手を合わせてお別れを伝えることが出来ました。
お月様に導かれたかのような不思議なタイミングでした。
20年近く毎日一緒で毎日ごはんをやって毎日散歩して思春期も共にしたテリアが死んだときには、
もう立ち直れないかもと思うくらい悲しく
比べて、実家から離れてから家族が飼った兎男、手もかからないし、たまにしか会いません。
だから、最後の数か月、要介護ウサギになってから、縁起でもないけれど、ぼんやり覚悟をイメージしたとき、
あのときみたいに悲しくならないだろうと想像していましたが、やっぱり同じくらい悲しく。
当たり前だけれど、全てのいのちに重みの違いが無いのだなと。
今も時々なみだちょちょぎれますが、ちょっと落ち着きました。
四十九日にご報告しようかと思ったけれど、やはり今日に。そろそろ、一心不乱に描かなきゃ。
今日は二七目、母と、お月様みたいな特大マカロンを頂きながら、兎男の話も少し。
アトリエで走り回っていた風景、旅行先で迷子になって大慌てしたことも昨日のことのようです。
ツンデレで。ぞっこんでした。兎のくせにエレガントで上品ででもちょっとやんちゃで。
いっぱい、ありがとう。