地球をまたぐ

2009-09-19

コスタリカ大きな空。
風が海のにおい
かめかめかめ.jpg

写真は、絶滅危惧種に指定されているヒメウミガメが集団で産卵する「アリバタ」という現象。
世界でも8箇所しか見られないそうなのだけれど、このオスティナオルという砂浜のアリバタは世界最大規模のもの。多いときは、一週間で数百万匹のカメが産卵にきます。
あまりに多くのカメが来るため、後からきたカメが先のカメの産んだ卵を掘り返してしまういます。
そのため、唯一この地域では合法的に村人のみに、アリバタ開始から72時間以内での採掘が許され、卵の出荷の利益の三割がカメの保護に使われます。

カメブログ第二弾でした。
そして、可愛すぎるシンティア!

綺麗な写真。
産卵の時にカメが泣くのは、悲しいのではない。
体内の塩分濃度を調節するため。

撮影は本日のお客様。
あっという間にもう14年も仲良くしている友人がアトリエを訪ねてきてくれました。
彼女は二年間コスタリカで村の活性化に関わるお仕事をしていて、おかえりなさいと思いきや間もなく中東諸国を巡る後に、デンマークにしばし(彼女のしばらくは私にとって長い)滞在。
私は、京都滋賀往復の生活で大満足、関西を出るだけで大移動なのだが、彼女はスキップで太平洋も大西洋もまたぐ。
彼女と話をしてると、旅行記を読むみたい。
いつもありがとうね。

歩幅其々に地球を歩む全てのみなさま
良い旅を
気をつけていってらっしゃい♪