兎男四日目

2010-03-28

 

今日は、美濃紙に関する勉強会に寄せて頂きました。
二部は、美濃紙のみならず、和紙に関して。
どちらも、本当に面白かった。
様々な和紙のサンプルを見ることができ、使ってみたいもの、興味ひかれるものも沢山ありました。

さて、現在、日本画用紙に一般的に広く使われている麻紙には、絵具を載せる為の滲み止め加工をしているものも売られているのですが、そうでない和紙の多くは生紙のみの販売。
その為、自分で明礬と膠水で作ったドーサ液というもので滲み止め加工をします。

写真はドーサ引きをお手伝い中の兎男。
獣っぽい匂いが気になるらしく(兎膠というのもあるくらいだし)、ドーサ液やドーサを施した和紙の周りをうろうろくんくん。
可愛いくてちょっとブラック、兎男。