紙が好き
筆が好き
それとそれが触れあう時間が好き
写真は(共)シール※
学生時代から使っているシール用の筆もちびてきて線に強弱がなく一本調子だけれど、だから、やたら、くるんくるんまわしながら書いているこの感じ、うん、懐かしい
※(共)シール・・額装裏に貼られた作家本人がサインとタイトルを書きこんである紙のこと
本人によるものと限らず、西村五雲(師)の作品に山口華揚(弟子)によるサイン(証明書として)など、共シールや共箱で骨董や作品を楽しむこともできる
物故作品など、作家本人によるシールがなく見分けにくいモチーフだったりすると値がぐっと下がる
眼に自信があって完全に自己満足で楽しむなら、共箱のない作品は随分お値打ちともいえたり、何より言葉による情報でなく筆致のみで判断する緊張感が、私なんかは楽しすぎて。勿論サインはあるにこしたことなく、又、その人の筆致が覗えるシールそのものも楽しく愛おしいもの