暑い。熱い。
その上窓の外は賑やかで。覗くと工事の方が焼けるようなアスファルトの上で声を掛け合いお仕事されていて、思わず口を瞑ったり。
さて、膠水を仕込む
水につけた瞬間の気泡が綺麗でひととき心が涼やかに
紅い背景の写真はサンマルコ教会にあった古典画材の説明の展示
化石のようなものとして展示されていて、この国のアーティストでこれを使う人はもうきっと一人もいない
日本で生まれて日本画に出会って学んで、今、毎日使っている画材と全くと言っていいくらい同じもの
知識では知っているはずだけれど、感動。
大陸から伝わった技法と画材、日本にだけ今でも静かに生きている。(日本画)として。
この小さな国の小さなアトリエに生き生きと。