ほっとした話と作品の話と朝のおススメ

2012-12-28

 

大丸京都店さんでの五月の個展にむけて
必死で制作中です

今日は
描きためているものから
第一陣を選出して額屋さんにもっていきます

改めて
作品を所狭しときゅうきゅうにアトリエに並べると
(上手い下手とかいう話でなく)
気持ち(気迫)がちゃんとこもっていて
ちゃんとボリュームと迫力があってほっとしました

ほっと気が抜けてはいけなくて
もっともっと
良いもの目指して頑張る
だいたいまだまだだし
さらにさらにすすめます

それに
悩みつつも並べてみれば
やっぱり一から描きなおそうと思うのも二点
もう少し手を加えようと思うのが一点

それらを引いて
額屋さんには手持ちで伺うので
更に無理しない数で
五点丁寧に梱包

ところで

学生のころと大きく変わったことのひとつは
作品を大切に扱うようになったこと
作品が仕上がってしまうと気持ちがどうしても離れるけれど
仕上がった後も絵が育っていくことを忘れてはいけないのは
額屋さんや表具屋さんや画商さん観て下さる沢山の人
多くの人が描いた後も関わって下さるおかげで
自分の手を離れてもさらにさらに作品が作られていくから

だから
尚更
作品がまだ自分の胸のうちに在る間も
より一層気持ちが強く引き締まるし
何よりも今愛を注ごうと思う

愛を注ぎながら
自分を見つめ高められる
絵を描くことができて本当に幸せ

さて
作品のシール(名前とタイトルの札)は
それぞれのパネルの裏側に
額が仕上がったら
表装裏面につけて頂きます

私の役割はこれで一区切り

いってらっしゃい

もっと幸せになってね

さてさて

それにしても

早朝から墨をする気持ちの良いこと
先日頂いた!!油煙墨で書かせて頂く
ゆったりと艶やかに光る墨で初めての感触
これぞ油墨というかんじ

いつもシールを書くときは
その一枚に確信が持てない気がして
数枚描いた後に何枚からか選ぶことになるのですが
今回は全部練習なし失敗なし!
(失敗の定義はおいておく)

朝一番
かく時
静かな時間に自分の心も溶け込んで
すごく集中できる気がする
夜の静けさに溶け込んで集中するより
もっと冷静なんだけどもっと深い感じ

なので
朝一番
墨・筆・書く
これ
おススメ

書くでなく
描く方も
来年は
〜徹夜の制作から
早朝〜に
集中力を移動できたらなあ

かなり難しいけど
叶えば
かなりスバらしい