真夜中 いつも

2013-02-15

 

今や大変貴重となった三千本膠と京上膠
日本画の顔料、岩絵具などの接着剤です

日本画では
チューブ絵具のようにはじめから顔料と接着剤が混ざったものを使うのでなく
その都度作家が自ら膠を膠水にして
接着剤として用意し
水加減なども気にしながら
岩絵具と調合して
初めて画面に定着する絵具にすることが一般的です
(ボトルで売られているような趣味の方にも便利な膠水もあります)

膠を折って水に一晩


零時まわって15日ですが
起きたら充分ふやけているはず
火にかけて膠水にしますね

そして16日ワークショップに使って頂くために
お持ちします

粒膠でもいいかな〜と一瞬思いそうになったけれど
きちんと自分が作品に対して使うのと同じように膠水を作ったよ

今までも今回も
佐川美術館さんでさせて頂いている
日本画ワークショップは
京都市立芸術大学日本画研究室企画監修のもと
㈱吉祥さん㈱ケーエスさんはじめ沢山の方のご協力と
スタッフは勿論、
楽しみにして下さっている受講者様含め多くの人の真心がひとつになって実現しています
日本一(=世界一)本格的(いろんな意味で。)な日本画ワークショップです