おかいものしよう-岩絵の具編-

2013-09-05

久しぶりに岩絵具やさんでお買いもの
鉱物を砕いて作る岩絵具
同じ石でも砕く粗さによって色(彩度)が変わります
荒いほど石のもともとの色に近い鮮やかな色
細やかに砕かれたものほど白っぽい色になります

京都の老舗の岩絵具やさん
壁一面に並ぶ瓶に入った色とりどりの岩絵具にわくわくします

岩絵具は基本的に一両(15グラム)からの量り売りで

昔の乾物屋さんみたいに?(イメージ)
「〜両、下さぁい」

と、その場で量ってもらって頂くわけです

今回はたまたま荒い絵具を目当てでした

「あーやっぱり最近粗い絵具がよく出るね!
前までは細かいのがよく出たんだけど
最近は6番とかも結構出るんだから」

とのことでしたよ

六番…!だと素材感満点の激粗で私なんかだと
ほとんど今まで画面に使ったことない
筆にまとわりついて扱うのもかなり難しい

ちょっと一瞬

細かな絵具で描くことが多いことを
私、怒られてるのかなあ‥と思いそうになったけど
話してると当然ほんとみたい
(素直でなく反省)

気付いけていない傾向に
ちょっとびっくり

意識してもっと今の作家さんの絵やあらゆる素材と技法の可能性も見なきゃね

さて家に帰って瓶に入れ替えるのが楽しい

今回買った粗岩七両で
写真のこの小さなマヨ瓶一瓶+一両くらい