きのうのつづき
一番左のは「粕群青」とよばれるもの
カスって気の毒な名前
群青といえば
岩絵の具の王様と言いましょうか
天然岩絵の具の中でも最も美しく高価なもの
藍銅鉱(らんどうこう・アズライト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%8D%E9%8A%85%E9%89%B1
を原料とします
天然の石ですから藍銅鉱でもぴかぴかの真青のものから
くすんだ発色のところまで色色あります
今回の粕群青だと
通常の群青の十分の一の値段だよ
色の差は一目瞭然
真ん中が左と同じくらいかもう少し細かい粗さの群青
一番右が真ん中と同じくらいのグレードの石を最も細かい粗さにしたもの
同じ色の石でも細かくするほど白っぽい絵具になります
今回買ったのもやっぱり粗すぎたな〜って思うので
時間があるときに乳鉢乳棒でゴリゴリしてみます
全く文字通り重宝した群青もあと少し
さみしいな
山盛りの群青の中に身体うずめて眠りたい
げほ
さて
さて
昨日は学生時代の初個展より観て下さっている方から
10月個展
2013年 10月24日(木)〜30日(水)
定家亜由子日本画展
あべのハルカス近鉄本店 美術画廊
追い込み応援で!
大好きな栗こみちを頂いたよ
私は絶対
ハリエ < たねやさん派
展覧会目前
衣食住丁寧にできなくなりがちだからこそ
ちょっとした一休みがとても贅沢
そうそう
そろそろ
お月見が楽しい季節
と思ったけれど
昨日はちょうど新月でした
月はそこにあるのにね
虫の音を聴きながら
先ずは月面へ
群青色のそらに打ち上がる