時に牡丹に 時に蓮に 

2011-11-09

 

アトリエにデッサン(写生)棚がもうひとつ届きました

http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20110203

左の棚
上から
牡丹の引き出し
松の引き出し
鶏頭の引き出し
春の花の引き出し
夏の花の引き出し
秋の花の引き出し
冬の花の引き出し
蝶の引き出し
静物の引き出し

右の棚
上から
野菜畑の引き出し
烏瓜と鳥の巣の引き出し
菊の花の引き出し
葉牡丹の引き出し
実りものの引き出し
蓮と水生植物の引き出し

400枚あったバロンケント
あと20枚
トリツカレ※てるなあ、
時に牡丹に
時に蓮に

※(いしいしんじ「トリツカレ男」(新潮文庫)
昔とりつかれたいしいしんじ作品の中でも俄然いい
ブランコ乗りなどアンニュイなものも読んで、最後にトリツカレ男を読むと
この本がいかに上質な筆致でできているかわかる
日本画とおなじ
憧れます
次々と何か(サンドイッチや外国語、三段跳び‥)に異常なほどに夢中になる(=とりつかれる)男の話)

文中にて、アイスホッケーに関するアドバイス
「そのいち。氷の上の私たちは、いつかきっと転ぶ」

「そのに。転ぶまではひたすら懸命に前へ前へとすべる」

「そのさん。転ぶとき、転ぶその瞬間には、自分にとって、いちばん大事なひとのことを思う。そのひとの名前を呼ぶ。そうすれば転んでも大けがはしない。そうして転ぶことはけしてむだなことじゃない」 

今日は
絵描きさんでなく絵に関わる女性の方では
私にとって唯一いろいろと相談できる方とゆっくりお話できました
話を受け取ってもらえるって貴重なこと
私は割といつも溜め込んでしまうので尚更
感謝です
温かい気持ち