《フクロウの羽根とテンの写生》
昨日の月は本当に綺麗だった
“私は画家だ”
“恋人だ、父だ、子だ、末裔だ”
ゆらゆらした何者でない自身を定義づけ自信を与えてくれる
あらゆる所有や所属は個を超えた愛や自己充足感を与えてくれるけれど、それは幻でしかなく、幻に間違った力が与えられると小さな社会に様々な口実を与えて、知らず知らずに世界を傷つけたりする
大事なのはその所属を与えている境界線について考えることなのかなあと、月を見ながら思った
月の隣にあったのは金星、わからなかったけど火星
いつもは見えない月の輪郭は地球が反射した光とのこと
月や空や自然、花は、そんな考えや感覚を小さな自分に一瞬でも与えてくれるもの
境界線をのりこえながら目の前の現象を愛して、自身と日々に課題を与えていくのがきっと人として生きていくこと、
かな?