魚と牡丹と晴れ女

硯のお皿

鮎
和菓子や日本画のモチーフによく使われる

漢字は違うけれど
感じも違うけれど
定家亜由子のアユは鮎のあゆ

いいにおいがする香魚
綺麗な水、環境を好むから
川を上る強い魚だから
だそう

（画像　wikipedia）

名前や言葉って大切で不思議なもの
両親からもらう一生のお守りだなと思う

だから
大切にする
ひとのも自分のも

さて

今日は京都に用事
大切なものを取りに

♪
初掛け軸!!!
ができたのです
大興奮

お天気の悪い日に納品はしない
（表具師さん）
予報も京都は雨でしたが念のため持参した傘も必要なく

超晴れ女だから
数少ない取り柄のひとつだもの

画面はお客様にお渡ししてから

川をも上るといえば鯉のぼり
行き帰りの道

電車からのぞけるお庭やベランダや
いろんなところで泳ぐ姿を見かけた

青空に風に
いいなあ

鯉は川を上って龍になる
の図

写真は龍になりかけの鯉
水からもくもく昇るところ

龍の彫刻はよく見るが変身過程を見せちゃうこれは珍しい

近江の宮大工による
美しい神社
息をのむほど

日本で唯一和紙の神様祀る
今回のお軸の紙も此処の近くで漉いたものを使いました

さてさて

アトリエはいま花盛り
なんといっても牡丹が見頃
昨秋か冬の激しいカイガラムシの襲撃にも負けず
今年も見事！
偉いこと

真昼間に撮ったからちょっぴりくったりしてるかな

絵具、口紅だけでなくカシスのカクテルも〜

時間帯によって花は表情を変える
一日写生しているとよくわかる
牡丹の場合はやっぱり早朝がきれいかな

牡丹の写生

お天気に恵まれるのは写生の神様のおかげかな

今は展示にむけてひたすら本画面制作
写生あんまりできてなくてすこし欲求不満

SADAIE Ayuko