春の雪

2018-12-07


春の雪
和紙 墨 岩絵具 プラチナ 膠

「峰の雪 汀(みぎわ)の氷 踏み分けて 君にぞ迷ふ道は迷わじ」
‥本日より季節は「小雪」から「大雪」に
昨日拝見させて頂いた京都源鳳院さまでの金剛流宇高竜成氏と女性能楽師宇高春奈氏によるお能と和歌のワークショップ、お題目の「雪」
雪の精が舞台に上がった瞬間雨とかみなり稲妻。
ときに雪までが幽かな煩悩をもつというおはなし。ふりこめる雪のようにはじまりもおしまいも夢のように曖昧なのがよい。
あのような静謐な一歩を一筆を。
いつかお能も描きたいものです。