桑の葉つみ

2020-05-20

雨上がりの京都
七十ニ候では“蚕起きて桑をはむ”
日本語が紡ぎ出す初夏の風景、
なんて生き生きと美しい情景だろう
蚕(かいこ)にもちょっとした思い出が。
小学校の裏山と裏庭の境目には桑の木がたくさんあり、ほんのまだちびの虫たちをクラスのみんなでそれぞれ箱にいれて繭になるまで育てて、兎や仔犬を飼うみたいに!、可愛がりました。
朝すこし早めに学校について、みんなで桑の葉を取りに行くのが楽しかったなあ。
画像は作品部分。
薊と蜘蛛の巣、蜘蛛。
和紙 墨 プラチナ 岩絵具 膠