満月の夜に、

2021-09-20
満月にむかう美しい月の夜、
父をお見送りすることができました
大きなリュックには何が入っていたんだろう、
お葬式の前日、力強く山を登る元気な父が夢にでてきてくれて、示した先には白い花が満開の美しい大木。すると、沢山の白い花びらがぶわっと舞い上がり瞬く間に大量の白い蝶の群れとなって天へ天へと舞い上がりました。
男盛りからの20年もの長い闘病、
父は本当にもちろんもちろん、特に母と妹、家族も長くさまざまな面で大変苦しみましたが、父の身体も心も解放されて、最期は穏やかで優しく一緒に過ごせて、とってもほっとしています。
生前、私が把握できてない範囲でも、沢山の方にご迷惑をかけたことは容易に想像できます。沢山の方に助けていただきました。
ここを見る方は少ないかもしれませんが、父に代わりこの場をかりて心より感謝申し上げます。
私が大事にしているものの見方、絵のこと、本の読み方、美術との付き合い方、価値観、考え方、人生観、働き方、思えば全てが父が与えてくれたものがベースになっています。
父の勇姿はここには書ききれません。
かっこよかった!
立派だった!
頑張ったし強かった。
お見事でした。
世界一の父、
父の素晴らしい人生に心からの大きな大きな拍手喝采を送りたいと思います。
育ててくれて、本当にありがとう。