本日は、先週より年少さん、みどりぐみさん(四歳児)の教室。
先週と同じ、魚の写生
女の子に人気の鮃(ひらめ)と、男の子に圧倒的支持を受けるのは金目鯛です。
さかなが待ち構える部屋に入るとうわーっとさかなを囲み、一斉に人差し指をつきだして触ろうとするのだけど、みんな何故か一応にまず目を触る。
何処よりも先に目の玉を狙いにいきます。
兎やひよこ、たぶん小動物なら背中をなでたり、から、するのだろうけど、先ず容赦なく人差し指で目にいく。
生き物としての認識が薄いのかな。
それが、こちらが注意しなくても、かいていく、もしくは観察していく行為のなかで、「さかな」が「さかなさん」になり、無意識に話しかけていたり、「優しくさわらないとかわいそうだよー」とお友だちに注意したり、認識の変化が言葉や接し方に出てきたりする。
線に、かたちに、楽しさが伝わります。
愛情も感じとられ、「生」を「写」すという難しいことをごく自然にやってのけている子供たちと作品に驚き。