嬉しいの大きさ

2016-09-10

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先週させて頂きました河鍋暁斎展・日本画ワークショップ
預けていた荷物と共に、藤井達吉現代美術館さんが写真を送って頂きました
これ以外にもいっぱい!

暁斎が席画風に一気に仕上げた《新富座妖怪引幕》をテキストに①日本画画材とは②筆致《個性としての筆致、運筆》について。最終的には、ケーエスさんにご提供いただいた団扇にオリジナルで絵を描いて完成、というワークショップ。

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今回は珍しく男性も数人ご参加。賑やかにわいわい制作されるパワフルな女性陣の横で静かにお一人のご参加、楽しんでられるかなと不安になるけれど、完成した自身のお作品を見て“よっしゃ”と、ガッツポーズされるのをスタッフMさんと目撃。何とも何とも嬉しかった。
嬉しいこといろんな種類で日々いっぱいあるけれど、小さな嬉しさも、例えば金メダル取ったよ!みたいないなわかりやすい大きな嬉しさも重さは変わらないなと。
悲しさとかも多分。
又、人のものであっても自分のものであっても。
近しい人のものも遠くの人のものも。
そういうことを大切にしたい。
今回のワークショップで改めて感じたことのひとつ

後は、人とのお仕事ってテーマと価値観を共有できるとびっくりするくらいことがうまく進んでいくし、そうでないとうまくまわらなくなっていくし、見えないところで誰かが我慢するか傷つくかということが出てくるんだろうという当たり前のこと。
確認しなくても、大切なことを共有できる藤井達吉現代美術館の方々は本当に有り難く、だから楽チンにお仕事?できて。佐川美術館の時もそうだったし。お人に恵まれていて、本当に感謝で。でもそんなことは稀で、稀が当たり前と思わなくてはいけないんだということ。どんなお仕事であれ人間関係であれ、お互いのうつろいゆくそれを確認していく努力が必要。

気持ちの良い朝。本日は二点。個人的な忘備録として。