佐川美術館日本画ワークショップ
≪日本画の画材を学ぶ‐知る・作る・使う‐≫
6月9日(土)10日(日)
今回のワークショップは三時間の豪華版
日本画の絵具についていつもより深く知って頂ける時間と展示をご用意‥知る
岩絵具作りを体験‥作る
その絵具を使用しての作品作り‥使う
写真は絵の具作りに欠かせない乳鉢乳棒
こちらでごりごりとしながら
さらさらの岩絵具を作る訳です
同じ岩から作っても
粗い粒子に留めるほど濃く鮮やかな絵具に
細かい粒子にするほど柔らかく淡い絵具になるのを実感して頂けるはず
楽しいですよ
ふだん
乳鉢にこんな蓋はしませんが
受講者の方のお顔などに万が一かけらがとんではいけませんので
今日は蓋つくり
蓋つくりというより
まるつくり
まるく
まるい
穴つくり
相変わらずのアナログ方式
K本さんが手伝ってくれました
そういえば
佐川美術館んさんのワークショップ準備で
私はたびたび
もくもくとマルを作っている気がする
まるつくり
まるく
まるい
穴つくりのこと
こののぞき穴もまるいあな
穴を作るってなんかシュール?
http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20120315
このまるは
こちらのワークショップで使用しました
http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20120325
懐かしい!
こちらもまんまる
A木さんM片さんとつくる
こちらのワークショップで使用しました
http://sadaieayuko.jugem.jp/?day=20100516
日本画は限られた時間内(ワークショップの時間内)で作品にするのは難しい
しかも日本画を初めて体験する方々も多く来られます
初めてでない私も
かなりの集中力で根詰めたとして
小さな作品でもせめて一週間は欲しいところです
ワークショップですから
夢中になったとしても根詰めて頂いてはいけない
当日100%で臨めるようグッズやアイディアを用意して
スムーズ且つ楽しく完成してお持ち帰り頂くことを目指しています
深いものほど軽やかに共有したい
と最近よく思う
本質をさておきながら
装いを敢えて難解にしているものを少し怪しむ
自戒を込めて