今日はなんと
高野山恵光院へ
高野山
およそ1200年前(1198年前)
弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場であり
全国に広がる高野山真言宗の総本山です
高野山恵光院は弘法大師の弟子、道昌僧都(どうしょうそうず)によって創建
当時は廻向院(えこういん)と称しましたが、宝永年間(1704〜)徳川家の命により今の恵光院と改められました。
現在は再建
護摩祈祷
(僧侶が祈願をこめながら香油を塗った護摩木を焚く密教独自の修法)
を毎朝行っておられるお寺のひとつ
こちらの美しい恵光院の襖絵をさせて頂くことになりました
ご報告いたします
写真手前右側のお部屋
責任あるお仕事
先ずは勿論10月の個展に集中と全力投球して
そして
展覧会が完全に終了の後、腰を据えて時間をかけてじっくりと集中してお仕事させて頂こうと思います
制作という己を見つめる修行を通して
心から誠実で真に美しい人
に近付いていきたいと誓いました
とても大きな石楠花の木があったり
今はヒメシャガが見頃
教えて頂いたクリンの花は少し見頃過ぎた頃ですが花に会えました
写真あまり撮ってなくて本当はもっときれいなお庭です
ご住職様から庭を眺めながらお話頂く
御寺のお庭は主に二種類
禅寺で見るような石や岩で人工的に抽象世界を現すもの
山深くに在るこの恵光院のお庭は
自然そのものの姿に森羅万象を見るもの
私も
●▽◆(マルサンカクシカク)と描いて、これで宇宙ですと
言うのはすごく感覚的に納得はできそうだし何より納得してもらいやすいと思うのだけれど
少なくとも今の私が視覚的に抽象をしてはいけない気がしている
あくまで具象という表現形態を捻じ曲げず
その上で、抽象的なもの普遍的なものを込めたいと思っている
又
勉強不足でここらへんのこともよくわからないけれど
渇!
と言われた瞬間
自と他の関係性ができてしまう禅の座禅より
阿字観の瞑想?の方が感覚的に私の少しでも体現したい世界と近いのでは?と思う
個展が終わったら又お邪魔したい
もっと深め学ばせて頂くことができそうです
私にとっての仏教は
救いの宗教としてでなく
悟りの教え、攻めの学問として興味深い!!
さて
とにかくアットホームで懐深い恵光院の方々
私のようなものをこれ以上ない位、優しく温かく迎えて下さいました
私と同い年の副住職と奥様が
高野山のおすすめスポットを案内して下さいました
ご案内頂いたのは檀上伽藍
この『蛇腹道』を入り口とし、大塔、御影堂、不動堂、金堂などからなり
これら全体で曼荼羅を現しているそうです
蛇腹口を抜けて一番中央にある金堂
中央てっぺんの屋根がちょうど太陽を指していました
平成に建築された大塔中の立体曼荼羅は大変な迫力
堂本印象のパワフルな仕事に拍手ばかり
写真は曼荼羅内側でなく曼荼羅を囲む壁の画
檀上伽藍のなかで特に印象深かった西塔
副住職と奥様もこの西塔を最も心打つものと仰っていました
早朝に見るのが美しいそうです
それにしても
今日もまた
本当に不思議で大切な感謝ばかりの一日でした
高野山恵光院の方々と
ご縁下さったh木様、h川様に本当に感謝ばかり
御恩忘れず
絵と行いと人としてお返しできるように
今やるべきことをする
いつも見つめている
最後は皆さんとで記念撮影うれしかった
頑張ります
今日は頂いた薔薇のキャンドルの灯で
お風呂はいろ
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先日は当院へお越し頂きありがとうございます。
本当に良いご縁を頂き、私たちも感謝しております。
ご一緒させて頂いたのは短い時間でしたが、先生の世界観を少し、本当に少しですが共有出来たような気が致しました。
是非、次回はもっとゆっくりいらして下さいね。
また案内させて下さいね。
お待ちしております。
近藤明日香