白い鯉 2024-10-17満月の日石山寺 座主 鷲尾龍華さんとお話しをさせていただきましたやわらかくあたたかなひだまりのようおまいりをして実家に寄って宝石みたいな丹波栗たっぷり母に教わりながら「栗仕事」をしてアトリエへのかえりみちに見上げれば光る薄墨のような円相があった思い返せばこの池で一番の長生きだという白い鯉の背中もこの月のようだった身体でなにか言葉を伝えている大きくてまるくて石のようでもあり水のようでもあり優しい優しい言葉だった